ブライダル司会者のガイドライン
「司会」という二文字に、「しゃべり」の意味を成す部分はありません。
ブライダル司会者の役割りは、上手にしゃべることもそうですが、本来の役割りは新郎新婦の描く「夢と憧れの披露宴パーティの実現」のためのサポートです。
司会者はしゃべりの芸術家でもあり、そして宴を成功へと導くためのサービスとホスピタリティを提供しなければなりません。だから私達の職種はしゃべりの専門業でもあり、そしておもてなしを提供するサービス業でもあります。
司会のレクチャー台の前だけで固くなっていたりせず、会場の雰囲気作り、列席者とのコミュニケーション、スムーズな進行、新郎新婦のこだわりのためのお手伝いをしてあげてください。
今日の披露宴パーティのキーワードは、「アットホーム」&「こだわり」から、「オリジナリティ」&「オンリーワン」に移りつつあります。司会者のアイディア次第で新郎新婦の満足度も高まります。BMCAでは、独創性とオリジナリティ溢れる司会者となるための3要素として以下を考えます。
・一般常識を持っている司会者
何を提案するにも、常識の範囲で考えましょう。
・しきたりをしっかり理解している司会者
オリジナル性を出すにしても本来のしきたりを理解し判断しましょう。
・マナーのある司会者
スマートな立ち振る舞いは相手に好感をを与えます。
この3つを押さえていれば、あとは司会者の独創性と想像性で新郎新婦のためならば、何をやってもいいのです。言い換えると「常識の範囲で、しきたりを理解した上で、振る舞いも礼儀を忘れない、でも、独創性がある進行をします!」これがBMCAの考える理想のブライダル司会者像です。
そのためにもブライダルをしっかり勉強し、スマートな司会者になりましょう。

BMCAスタンダート:
BMCAスタンダートは、ブライダル司会者としての振る舞いを纏めたものです。当たり前のことしか書いていませんが、その当たり前が大切です。どうぞダウンロード頂きご活用ください。
BMCA ブライダルMCアライアンス
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