最終更新日2007.8.22

ハワイワタベウェディングさん訪問報告in2007夏

2007.8.22 BMCA会長 恋塚


 2007年1月、ハワイのワタベウェディングさんへの表敬訪問に続き、今回も、私恋塚がハワイ外遊時にホノルルワイキキにあるワタベウェディングさんに訪問させて頂きました。当日はワタベウェディングスタッフ30人が参集、スタッフ向けに勉強会、意見交換をさせて頂いたほか、夕刻には、ワタベウェディング直営会場のコオリナリゾートへご案内頂き、チャペル、バンケットを見学させて頂きました。以下にご報告致します。



   1.とき   :2007年8月15日 13:00〜17:00
   2.ところ  :ハワイオワフ島ホノルル市 アラモアナ ナウルタワー4F ホアオ ウエディング・レセプション
   3.メンバー:ワタベウェディング レセプション関連スタッフ30名
   4.内容   :

 アラモアナセンター近くにある、ホアオウエディング・レセプションにて13:00-15:00の2時間程お時間を頂き、勉強会を開催させて頂きました。ハワイのワタベウェディングスタッフ総勢200名のうち、この日は30名の方に集まって頂きました。恋塚の講演内容は以下の通りです。

 ・日本人における海外ウェディングの現状と傾向

 ・日本人の海外ウェディングに対する国内リゾートウェディングの現状と将来予想

 ・日本で行われている各種演出紹介、欧米のウェディングにまつわる言い伝え、風習、おまじない

 ・欧米式のシビルウェディングと、日本の人前式の考え方の相違、今後のハワイオリジナル人前式にむけて

補足:

 日本国内では国内リゾートウェディングが急速に伸びています。理由の1つには、国内の交通の便が良くなり、リゾートまで列席者も簡単に移動できるようになったことなどが挙げられます。つまり、ハワイウェディングマーケットのライバルは、グァムやオーストラリアではなく、沖縄や軽井沢になってきたとも言えます。

 また、国内リゾートのビジネス形態も変化しており、10年前は、リゾート結婚式の会場その場所で集客していた第一段階だったのが、会場のある都道府県のいわゆる県庁所在地へ集客オフィスを構える第二段階を経て、現在は、首都圏にオフィスを構えて総て首都圏にて打合せを行い、挙式前日からリゾート会場入りするという第三段階へと移行しています。つまり、現在の確立された海外ウェディング(年間45,000組)の集客スタイルのレベルに達しているという状態です。ちなみに沖縄のリゾート結婚式は年間4600組(前年比130%)という状況になっています。

 海外ウェディングというと、教会で牧師が執り行うイメージがありますが、海外では宗教によって制約が発生することが多いため、特にヨーロッパなどでは日本人の海外ウェディングも法に則ったシビル結婚式(人前式に近い)になっている場合が見られますし、ハワイも必ずしも例外ではないようです。ちなみに、日本人の海外ウェディングの場合は、既に日本国内で入籍を済ませていることが条件となるため、海外でのシビル結婚式では婚姻届へのサインをするという行為は行われずに結婚誓約書などを使うのが通常のようです。

 また、ハワイでも、日本からのリゾート結婚式において最近では、教会式の挙式に加え、日本で言うところの人前結婚式の要望も挙っています。ハワイらしさが感じられるハワイオリジナル人前式のプロデュースが期待されるところです。

 ホアオウェディングレセプションにて講義をさせて頂いたあと、夕刻に、ワイキキから車で東へ50分のコオリナリゾート内、ワタベウェディング直営のチャペル、バンケットをご案内頂きました。ハワイオワフ島で一番人気のチャペルであるコオリナ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイとそこに隣接するバンケット、そして同じ敷地内(車で移動)にあるもう1つの直営のチャペルのアクアベール フレ・マリーナ・コオリナ・ル・プラージュを見せて頂きました。チャペルの眼下には青い海とやしの木、太陽の日差しというロケーションで開放感と南の島のリゾートを感じることが出来るとても素敵な場所でした。

 また、今回ワタベウェディングさんのバンケットで面白いことを発見をしました。宴会場の丸テーブルです。日本から持っていったメジャーで丸テーブルの直径を計ってみました。2つあったテーブル各々が、直径1m20cm、1m50mでした。また、宿泊したシェラトンホテルの宴会場に勝手にお邪魔して丸テーブルの直径を図ってみました。直径1m80cmでした。つまり30cm単位でテーブルが大きくなっています。驚くことに日本も同じ方式です。実は日本では尺貫法を基本にしているため1尺=30cmで換算しています。直径1.2mのテーブルは4尺のイチニ小丸、1.5mのテーブルは5尺のイチゴ小丸、1.8mが6尺の中丸と呼ばれ8〜9名着席、次は切りの良い数字で2mで大丸と言い10名前後着席というのが相場です。ところで米国ですが尺貫法を使っているはずがありません。あとで調べて見みると、1フィートが30cmということが解りました。米国では、通常フィートを単位とするため、偶然にも日本と同じ規格となっていたわけです。

 しかし、長方形の長いテーブルはそうではないようです、日本では3尺×6尺(90cm×180cm)の、「さぶろくのいっけん(1間)テーブル」と言う大きさが基本となり(畳一枚分の面積)、これを必要な分だけ連続して並べる方式を取っていますが、米国の場合は単に30cm単位になっているようです。私が宴会場で見た長テーブルは、幅が120cm(4feet)テーブルでした。どうでもいいことを発見して一人で感動した一瞬でした。

 今回の勉強会は今年の1月に続き、第ニ回目となりました。次回以降もテーマを設定し勉強会を開催させて頂く事としました。次回恋塚のハワイ渡航は2008年1月を予定しています。

 ワタベウェディングの皆さん、暖かくお迎え頂きまして大変ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。


Thank you!Mahalo!



* ワタベウェディング ハワイ http://www.watabe-wedding.co.jp/overseas/area_1.html

ホアオウェディングレセプション

ホアオレセプションからの風景

勉強会風景

勉強会風景

コオリナ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイ

チャペル内風景

ワタベウェディングスタッフと

 

アクアベール フレ・マリーナ・コオリナ・ル・プラージュ

 

ワタベウェディングスタッフと

   

コオリナへご案内頂いた畑田さんと

 


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