作成:2005.5.20
イタリア ブライダル視察報告
MC恋塚 太世葉
URL:http://www.h5.dion.ne.jp/~peewee
E-mail:peewee@k6.dion.ne.jp
4/29〜5/6の8日間イタリア(ミラノ→フィレンツェ→ローマ)を外遊した。本場カトリックの風を感じながらブライダルという観点でも視察を行った。
ローマでは2組のカップルの挙式に立会わせて頂き、その雰囲気を写真に収めることが出来た。またフィレンツェでは現地で活躍するプランナーさんと情報交換をさせて頂き、そしてミラノではデパート「RI NACIANTE(リ・ナシェンテ)」内にあるBridal Registry(ブライダルレジストリ)コーナーを視察、イタリアの結婚祝いのトレンド商品などを取材した。
イタリアと言えばカトリックの国である。キリスト教の4教派(東方正教会、ローマカトリック、英国国教会、プロテスタント)の中、ローマカトリックは最大規模の教派である。街中にはいたるところに教会や大聖堂が並び1日に何度もミサが開かれ、また結婚式も行われている。そしてもちろんプロテスタントの教会も存在する。
イタリアの結婚式だが、当日の流れを見てみると日本と違い、実に長丁場である。挙式→歴史名所などへ移動しての写真撮影(所要2時間程度)→レストランへ移動してのレセプション(=披露宴)となる。レセプションは決まった式次第はなく、列席者と楽しくイタリア料理のフルコースを楽しむというスタイルである。
挙式形態は大きく分けて2つ、教会などで行われる宗教を伴った宗教結婚式と、そして宗教を伴わない人前式形式の民事結婚式である。
ウェディングドレスは全体的にデザインはシンプルなものが多い。また、結婚に関するジンクスとして、新婦のドレスは挙式開始時まで新郎に見せてはならない、金曜日は結婚式に向かない、などがありお国事情も伺えた。
今回の視察報告を以下の順番にて解説する。貴殿の今後のビジネスの参考になれば幸いである。
1.イタリアの結婚式形態(宗教婚と民事婚)
2.挙式後の写真撮影
3.レストランへ移動してのレセプション事情
4.ブライダルレジストリ(結婚祝いの贈り物の1つの形式)
5.イタリアのドレス屋さん
以上
l ブライダルMC
l 全日本ブライダルMCアライアンス 代表
l 全米ブライダルコンサルタント協会 認定プロフェッショナルウェディングヴェンダー
l Weddings Beautiful Worldwide 認定 ウェディングスペシャリスト
添付:
1.イタリアの結婚式形態
・宗教結婚式
世の中、様々な宗教があり、それぞれの寺院にて挙式は行われるが、イタリアの第一宗教であるローマカトリックに注目してみると、カトリックは、洗礼から始まり年齢を経る毎にたくさんの儀式を経て一人前になってゆく。結婚式もそれらの儀式の1つに過ぎないと言える。カトリック教徒でない限りカトリック教会での挙式は不可である。詳しく言うと新郎新婦いずれかが教徒であり、また結婚式に向けて神父から結婚に関する考え方や、心構えなど講習を受けることで教会から結婚式の許可がもらえる。新郎新婦が教徒であるから、式の中では、カトリックで一般に行われるミサ(パンと赤ワインを食す儀式)が取り入れられる。
また、日本から海外ウェディングでイタリアを訪問する場合だが、大半はプロテスタントの教会での挙式がパックになっている。また、例外としてだが、旧貴族の宮殿やお城などを改築してホテルにしているところがあるが、そういうところへ、仮設のチャペルを作りそこにカトリックの神父(快く来てくれる神父もいるらしい)を呼び、簡易的なカトリック式を挙げる場合もあるようだ。
ローマのSan Silvestro教会で行われた結婚式に同席(勝手に同席・・・)
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@ 椅子が2つ、明らかに結婚式だ。 |
A 右から2番目が新郎、太ったおじさんが神父。花嫁待ち。 |
B 花嫁がリムジンで登場。手前はブライズメイド。 |
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C 父と花嫁記念撮影。この時ビデオカメラマンに私は睨まれた。 |
D 一方教会内では準備中。右からアッシャー、新郎、神父 |
E 花嫁登場。ここで新郎は初めてドレスを目にする。 |
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F 花嫁、父と入場、ベールなし。 |
G 新郎へ受け渡し。 |
H 挙式開始 |
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I ユニティキャンドルへの点火の儀式。 |
J 点火後のユニティキャンドル。 |
K 一番右奥はアッシャーで、立会い人を兼ねる。 |
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L 列席者へ祝福を誘う。 |
M 友人代表の祝辞。新郎新婦着席もカトリックの特徴。 |
N 神父の説教。カトリックの説教はとても長い。約15分だった。 |
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O 誓いの言葉。神父が書類を見せ、新郎新婦が読みあげる。 |
P 全員が立ちひざになってお祈り。これもカトリックの礼拝風景。 |
Q 神父の前に銀の盃が登場。この後、聖体拝領(ミサ)が始まる。 |
ミサがこれまた長いので、このあたりで教会を後にした。尚、イタリアではフラワーシャワーよりライスシャワーが一般的である。
お幸せに・・・。
・ 民事結婚式
無宗教や、両家の宗教のぶつかり合い(日本以外では一般的かもしれない。)や、そして再婚のため教会が式を許可してくれない場合など様々な理由で人前結婚式を行うカップルも多い。各市には戸籍登録所が運営する市民結婚式場というのがある。場所は市役所(市役所と言っても昔宮殿として使われていた建物など歴史的建造物の場合が多い)内の人前結婚式用に装飾された会場やまた近隣の専用の会場などで行われる。司式者として、市長またはそれに準ずる人(市長が出てくることはほとんどないが。)が担当し、婚姻に関する法律(イタリア国 民法143、144条)を読み上げてそして書類へは立会いの証として署名を行ったりする。簡易的なセレモニーではあるが新郎は礼装、新婦はウェディングドレスで、そして司式者も緑白赤のイタリアンカラーのたすきをした司式用の衣裳で現われる。市が運営ということで料金も安く日本円にすると5万円以下で行うことが出来る。式の申込みをすると市役所の中庭に結婚式リストが貼り出され、そこに○月○日分は誰と誰が・・・と掲載される。たくさんの人がこの市民結婚式場を利用するのだが大きな会場やロビーもないため、忙しい日は挙式待ちの新郎新婦が待合所で座る場所もなく、立ったまま順番を待つなどという光景もあるそうだ。尚、私が知る限りドイツ、オランダでも同じ話を聞いたことがある。
宮殿など素敵な場所での挙式となるため、旅行会社の企画する、日本から海外ウェディングのパックでもこの市民結婚式場での挙式をセットにするパターンもある。日本からエージェント使って手配すると5万以下の挙式費用は3倍にも4倍にもなっている模様。
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@ フィレンツェの市庁舎ベッキオ宮殿。この中の真紅の間が式場。 |
A 左宮殿の中庭の掲示板。結婚式予定者の掲載である。 |
B 貼り出しの内容。 |
2.挙式後の写真撮影
挙式後のお決まりパターンとして、レセプション会場まで移動の途中、プロカメラマンによる写真撮影がある。これは歴史的名所や観光名所などに移動し、それをバックにドラマの1シーンのような写真がたくさん撮影され、その写真は後日、ぶ厚い1冊のアルバムとなって納品される。結婚後新居へ遊びに行くとまずはこのアルバムを開き1時間以上この話題で盛り上がるそうだ。日本では考えることの出来ない光景である。
また、町の写真屋さんのウィンドウにはこれまで撮影したカメラマンの自信作が並んでいた。
以下は写真撮影風景。
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@ 旧跡名所サンタンジェロ城前にて。 |
A ブライダルとは関係ないが、イタリアは額の広い人が多い? |
B 機材はCanonの一眼レフと右下のHASSELBLAD(小生も愛用) |
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C ローマの道は石畳で歩きづらい。 |
D 買取のドレスだからか?こすらないように新郎がお手伝い。 |
E アシスタントもいた。 |
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F カメラマンの後ろから望遠で撮影させて頂いた(勝手に)。 |
G ブーケは小さいバラで出来ていた。 |
H こちらもベールがなしの花嫁。 |
撮影の出来上がりイメージだが、写真屋さんのウィンドウを覗くことで容易に想像が出来る。
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@ イタリア語で写真をFOTO(フォト)と書く。 |
A ドラマの1コマのよう。 |
B こんなシンプルな服装の結婚もあるということ? |
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C MATRIMONIO(マトリモーニオ)はイタリア語で結婚の意味 |
D 誰なのかわからない写真でもいいのである。 |
E 軍服姿の新郎。 |
挙式列席者はこの写真撮影の間、暇をもてあますということになる。自由行動になったり、先にレストランで盛り上がったりと様々なようだ。新郎新婦は黒塗りのリムジンで移動、また、列席者達の移動時の自家用車には結婚式を表すリボンの飾りが付けられ、街中をアピールしながら走りまわる。このリボンの装飾はアメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア等と比べると実におとなしい飾りつけである。まあ日本ではまったく行わないものだが。
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@ アンテナとドアミラーにお花。 |
A 後ろにもお花。 |
B これをつければクラクションを鳴らしながら走ってもOK。 |
3.レストランへ移動してのレセプション事情
披露宴は一般的にはレストランを貸し切りにして行う。街中の場合もあれば郊外のガーデンレストランなどである。特に式次第はなくイタリア料理を楽しみながら写真を撮ったり、話し込んだりという流れである。イタリア料理だが、通常、我々日本人はパスタ1皿でお腹がいっぱいになってしまうが、イタリアではパスタはフルコースのほんの1部分、日本でもイタリアンレストランでコースを頼んで、その量に圧倒された人も多いだろう。その昔、物が豊かではなかった時代、結婚式などお祝い時は存分に贅沢して食べたという風習から、今でも結婚式での料理は本格的コース料理となる。ここでイタリア料理のコース料理の形式を紹介すると、
l Antipasto(アンティパスト)・・・前菜
l Primo piatto(プリモ・ピアット)・・・ 第一の皿
l Secondo piatto(セコンド・ピアット)・・・ 第二の皿
l Dolce(ドルチェ)・・・ デザート
となるが、4皿で終わるということではない。
l Antipasto(アンティパスト)
いわゆるオードブルである。2皿以上振舞われる。
l Primo piatto(プリモ・ピアット)
メインの前のという位置付けであり、スープ、リゾット、パスタ、ピザなど、日本人は注意しないとこの段階でお腹がいっぱいになってしまう。これらを大皿から取り分け食べる。
l Secondo piatto(セコンド・ピアット)・・・ 第二の皿
メイン料理である。魚、肉と数種類
l Dolce(ドルチェ)
デザートである。ウェディングレセプションではこの段階でケーキ入刀となり、そのあと小さくカットしてデザートと一緒にみんなで取り分ける。入刀後に食べることが通例のため、日本のような背の高いイミテーションケーキ存在しない。
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@ レストラン風景 |
A Proseccoは宴席でもよく飲まれるスパークリングワイン |
B 通称くつ紐と呼ばれる太麺パスタ(第一皿) |
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C ケーキ屋さんのウィンドウ |
D 中央にはベビーベットの飾り |
E デザートの定番ティラミス |
尚、常に飲み物はワインとなる。スパークリングから白、赤、そして食後酒はまったりした甘いワインとなる。
これらフルコースを楽しむのであるから、祝辞や、余興や色直しなど到底考えられない。このレセプションは4時間以上におよぶと言う。
お開き時のお土産としてイタリアで一般的なのがドラジェである。ドラジェはイタリアシシリー島が発祥であり、BC200年頃からお祝いの品として用いられていた。中に入っているアーモンドだが、アーモンドの実は鈴なりに成ることから子孫繁栄の意味もある。日本でも一般に5粒のセットのなっておりそれぞれを健康、長生き、子宝、富、幸せの5つの意味がある。街中にはこのドラジェを売るお店も多く、1粒ずつ陳列され、好きなラッピングを選びオーダーする仕組みになっている。40個も50個も購入したいとなると、自然に「明日取りに来てください」となる。ドラジェはイタリア原産であるにも関わらず日本ではフランス語の「ドラジェ」で呼ばれている。ちなみに英語ではSugared Alrmonds(シュガーアーモンド)、イタリア語ではConfetti(コンフェッティ)というが、イタリアではBonbonieri(ボンボニエーリ)という呼び方の方が一般的であるとのこと。
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@ 英語でSugaredAlmondsである。ロンドンにて。 |
A ミラノのショーウィンドウのコンフィッティ。 |
B 包みのディスプレー |
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C お店のショーウィンドウ |
D お店のショーウィンドウ |
E お店のショーウィンドウ |
4.ブライダルレジストリ(結婚祝いの贈り物の1つの形式)について
イタリア語でLista Nozzeこれはアメリカ、フランスでもよく見られる方式だが、イタリアではお祝いにお金を贈る習慣がなく、贈り物でお祝いをするようだ(最近は徐々に変わってきているらしいが)。しかし同じようなお祝い品が複数の人から贈られたのでは困ってしまう。そこで新郎新婦は指定するお店(品揃えの多いデパートが一般的)に自分たちが欲しいものをリストにして置かせてもらう。友人達は新郎新婦から指定されたデパートに足を運び、リストを閲覧、どれかを選び購入してプレゼントする。このリストにあたるのがレジストリである。今ではこのレジストリもコンピュータで管理されており友人達は指定されたデパートの端末を操作し、該当する新郎新婦の贈り物リストを印刷しそれを見てお祝い品を決めるシステムになっている。ではそのリストにはどんなものが書かれているかというと、新家庭で使われるお皿やグラスと言った家庭用品や、電化製品、記念のワイン、面白いのはハネムーンの一部代金負担を呼びかけるなどと言うものもある。ということは、ご祝儀(お金)を贈っても現代のイタリアでは喜ばれると言うことなのかも知れない。
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@ Listaはリスト、Nozzeは結婚式セレモニー |
A ミラノのリナシャンテデパート内。端末機から指定の新郎新婦のリストを打ち出す。 |
B リストを見ながら贈り物を検討する風景。 |
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C 印刷されたリスト。グラスを始めとした食器類が記載されている。 |
D 左の写真のアップsposaは新婦、sposoは新郎。新婦新郎という順番になる。 |
E ListaNozzeのパンフレット |
5.イタリアのドレス屋さん
日本ではウェディングドレスは、置き場所の問題や着る機会がないなど、まだまだレンタルの比率が高い。しかしヨーロッパは逆であり、大切にしまっておくとか娘に受け継がれていくなど、セルドレス(買い取り)が主流である。システムとしては、デザインと生地を選びオーダードレスの形態となるようだ。デザインはシンプルなものが多いと感じた。
また、驚いたのはべールを付けない花嫁が多いということである。ドレスショップではベールは販売されていたので当然つける人もいるのだろうが見かけた花嫁達は皆、ベールなしであった。本来ベールの役目は邪気を寄せ付けないという意味があるので、現代のベールなしのドレス姿は、一時的な流行のような気もする。
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@ フィレンツェのドレス屋さん |
A ATELIER AIMEEという名前の店のようだ。 |
B ショップのお姉さんも働き始めた |
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C ベールをつける人もいるということ。 |
D ショップ内を見学。これらから好きなデザインを選ぶ。 |
E オーダー買取ドレスが主流。生地コーナーもある。 |
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F こちらはドレスショップというより生地屋さんである。 |
G ドレスの裏手には生地が積んである。 |
H 185ユーロ(1ユーロが140円ぐらい)と表示されている。 |
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I こちらは大手ウェディングドレス専門店DOMO ADAMI |
J シンプルなデザインが主流だそうだ。 |
K パンフレットを頂いた。ドラジェが1粒付いていた。 |
6. おまけ
カトリックの国とは言え、ホテルの部屋のデスクの引き出しには、お約束の新約聖書が入っていた。しっかりとプロテスタントと記載されている(国際ギデオン協会発行、イタリア語版)
そしてドレス屋さんではなく、教会衣装ショップもあった。以下は神父様変身セットとでも言うべきすべてが揃っていた。
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右下はギデオン協会のマーク |
上段がイタリア語、下段が英語で、それぞれ、プロテスタント(主張と言う意味)と記載されている。 |
街のショーウィンドウにて。 |
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神父さま御用達の店 |
この帽子は、紛れもなくローマカトリックである。 |
ミサ用の盃など。 |
教会も訪問したが、かなりの数になるので今回は3つのみ紹介する。イタリアでは宗教画を飾る教会が多いと感じた。他、教会に関し興味のある方は小生までお問い合わせください。
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@ ローマサンタマジョーレ教会 |
A バシリカ様式建築の代表的な教会である。 |
B ポポロ教会。ローマの一般的教会のイメージである。 |
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C ポポロ教会の中。古い教会を大切に使っている。 |
D 改築後すぐのサンディ・アンブロージョ・エ・カルロ・アルカルソ教会 |
E とてもとてもきれいで大きい。 |
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F ローマカトリック教会総本山のサンピエトロ大聖堂。 |
G 堂内風景。 |
H 堂内でのミサ。前から3列目の席を取り参加した。 |
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I これがキリストの肉を意味するパン。 |
J キリストの血を意味する赤ワイン。私もパンを頂いた。 |
K 堂内にあるミケランジェロの傑作の1つ、ピエタ像。美しい。 |
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