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　　　　　　　　　　　　　　　　★★★BMCAアライアンスオンライン★★★
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　　　　　　　　　　ＢＭＣＡアライアンスオンライン（第269号）2022/11/28発行
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　MC恋塚です。テレビのニュースで、学生の英語のテストでスピーキ
　　　　　　　　　　ングテストというものがスタートするようです、発音・トークを採
　　　　　　　　　　点するのでしょうか？
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　国際化に目が向けられているのはいいことですが、一方で、日本語
　　　　　　　　　　がどんどん乱れている昨今、日本語教育には力を入れなくていいの
　　　　　　　　　　でしょうか？
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　司会者である皆さんは日本語大丈夫ですか、問題ありませんか。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　*******************　もくじ　********************
　　　　　　　　　　１．ゼクシィトレンド調査2022解説
　　　　　　　　　　２．同性婚、列席しました
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　　　　　　　　　　 ■１．ゼクシィトレンド調査2022解説■
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　　　　　　　　　　先月末の事、ゼクシィトレンド調査2022がリリースされました。
　　　　　　　　　　この調査は毎年、ゼクシィ（リクルート）がこの1年で結婚式を挙げ
　　　　　　　　　　たカップルに対しての意識調査、集計、分析結果です。
　　　　　　　　　　かいつまんで、お知らせします。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　前提としてですが、2021年に結婚式をしたカップルの情報ですから、
　　　　　　　　　　コロナ禍結婚式の特徴が反映されています。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　●結婚式を通じて得た事（Yes、Noで回答）
　　　　　　　　　　・「人生の節目として結婚式をしてよかった」→98%がYesと回答。
　　　　　　　　　　・「結婚式は列席者へ感謝を伝える場だ」→94%がYesと回答。
　　　　　　　　　　・「結婚式をして列席者から応援されていると感じた」→94%がYes
　　　　　　　　　　と回答。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　恋塚解説：リモート・オンライン等、対面の機会が少ない環境で、
　　　　　　　　　　会って伝える意味、大切さを重視していると言えます。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　●挙式＋披露宴総費用
　　　　　　　　　　全国平均は303.8万円で前年から11.5万円のアップ。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　恋塚解説：前年比は11.5万円のアップではありますが、コロナ以前
　　　　　　　　　　の水準には戻っていません。過去5年の推移でみると、違う見方が
　　　　　　　　　　できます。
　　　　　　　　　　2018年：357.5万円
　　　　　　　　　　2019年：354.9万円
　　　　　　　　　　2020年：362.3万円
　　　　　　　　　　2021年：292.3万円
　　　　　　　　　　2022年：303.8万円
　　　　　　　　　　という感じです。コロナが収束すればまた、上がっていくでしょう。
　　　　　　　　　　またこれは数字のマジックなのですが、303.8万円の価格帯が一番多
　　　　　　　　　　いわけではありません。分布でみると、中央値としては350万円強、
　　　　　　　　　　です。これは1千万円の披露宴挙げる人がいることはいますがそれ
　　　　　　　　　　は少なく、200万円前後の人がたくさんいるという場合、平均値と
　　　　　　　　　　しては300万円前半、中央値はもっと高い金額（350万円〜400万円）
　　　　　　　　　　となってしまいます。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　●招待人数
　　　　　　　　　　招待人数の全国平均は、43.2人。前年比0.4人増。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　恋塚解説：これも5年間の推移でみてみましょう。
　　　　　　　　　　2018年：69.4人
　　　　　　　　　　2019年：66.3人
　　　　　　　　　　2020年：66.3人
　　　　　　　　　　2021年：42.8人
　　　　　　　　　　2022年：43.2人
　　　　　　　　　　仕事関係の招待や、招く親戚は減少傾向です。但し、たくさんの人
　　　　　　　　　　に祝ってもらいたいというニーズはありますのでこれも微増であり
　　　　　　　　　　ながら増加していくでしょう。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　●客単価全国平均（結婚式総額÷招待人数）
　　　　　　　　　　2018年：6.5万円
　　　　　　　　　　2019年：6.8万円
　　　　　　　　　　2020年：6.9万円
　　　　　　　　　　2021年：9.8万円
　　　　　　　　　　2022年：9.8万円
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　恋塚解説：客単価は総額÷人数で算出しますが、招待人数が少なく
　　　　　　　　　　なると、挙式料・衣装・演出など固定費の占める割合が高くなりま
　　　　　　　　　　す。招待人数が少なければ客単価は上がりますし、人数が多ければ、
　　　　　　　　　　下がる傾向があります。固定費を省いたとしても、列席者一人に掛
　　　　　　　　　　ける料理飲み物ギフト料は増加傾向と言えます。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　総評：2021年のコロナ禍でのブライダルの特徴として言えることは、
　　　　　　　　　　少人数のパーティのため、招待する人は厳選（大切な人）されてい
　　　　　　　　　　ると言えます。その厳選された人と楽しく過ごし、おもてなしにも
　　　　　　　　　　費用を掛けているところから、少人数婚であるにもかかわらず、
　　　　　　　　　　客単価は過去最高という結果になりました。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　結婚式総額・招待客数は回復傾向にある中で招待客一人ひとりを
　　　　　　　　　　大切にする気持ちの高まりと読み取れます。
　　　　　　　　　　
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　　　　　　　　　　 ■２．同性婚、列席しました　■
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　　　　　　　　　　東京青山にあります結婚式場、ジャスマック青山にて、
　　　　　　　　　　11/22〜11/26開催、特定非営利活動団体カラフルブランケッツ主催の
　　　　　　　　　　「私たちだって”いいふうふ”になりたい展」に行ってきました。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　本展示会は、同性婚をめぐる現状を知り、理解を深めるための展示
　　　　　　　　　　会です。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　同性婚制度の実情、世界の動き、日本全国の動きなどの展示があり、
　　　　　　　　　　熱を入れて展示を見てきました。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　世界レベルで言うと、同性婚が合法化されているのは、アメリカ、
　　　　　　　　　　イギリス、フランス・・・と、いわゆる先進国と関連諸国を中心と
　　　　　　　　　　した国々です。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　一方、日本をはじめ、同性婚を容認していない国もたくさんありま
　　　　　　　　　　す。アジアは？というと、台湾のみOKという状況です。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　私から見る限り、
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　・同性婚を合法化している国→先進国とその関連諸国
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　・合法化していない国→アジアの大半、アフリカの大半、ユーラシ
　　　　　　　　　　ア大陸の大半という感じです。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　当然の事ながら、日本という国は「同性婚」に対しては、先進国
　　　　　　　　　　ではないと言えます。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　日本では、いくら声を挙げても、法律を作ってくれる政治家がそ
　　　　　　　　　　れを取り入れようとしてくれないという現状があります。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　日本の政治家としては、同性婚に賛同しようがしまいが、自分の
　　　　　　　　　　票集めには影響がないということなのでしょう。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　所詮、日本の政治家なんていうのはその程度です。そして昨今の
　　　　　　　　　　日本の経済が後退状態になっているというか、日本をダメにして
　　　　　　　　　　いるのも日本の政治でしょうね。自分の票集めばかりに一所懸命
　　　　　　　　　　です。まったく誰のために政治をしているのか？です。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　さて、本題に戻りますが、同性婚を推進する、特定非営利活動法
　　　　　　　　　　人カラフルブランケッツを運営するメンバーの中のお二人、井上
　　　　　　　　　　さんと瓜本さんは同性婚の当事者でもあります。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　このイベントの初日である11月22日、夕刻17：00から、井上さん
　　　　　　　　　　と瓜本さんの挙式を行いました。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　お二人は5年前に既に結婚式はしていますが、このイベントで改め
　　　　　　　　　　ての挙式を披露することで、理解を深めてもらうためのアピール
　　　　　　　　　　をなさいました。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　主役のお二人は螺旋（らせん）階段からでした。二人共に純白の
　　　　　　　　　　ウェディングドレス姿です。
　　　　　　　　　　拍手の祝福を受け、赤絨毯（じゅうたん）を二人で歩きます。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　誓いの言葉
　　　　　　　　　　結婚証明書の署名
　　　　　　　　　　指輪の交換
　　　　　　　　　　祝福のキス
　　　　　　　　　　2人からのご挨拶
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　こんな流れでした。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　その様子（写真）はこちら（恋塚ブログ）
　　　　　　　　　　https://bmca.exblog.jp/32884239/
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　同性婚結婚式に立ち会って思ったことですが、とてもシンプルな
　　　　　　　　　　人前結婚式でした。ゲストハウスで行っている凝った演出などは
　　　　　　　　　　ありませんでした。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　どのような演出をして感動的な結婚式をしたかではなく、結婚＆
　　　　　　　　　　結婚式をみんなの前で出来たこと、列席者に報告が出来た事、と
　　　　　　　　　　いう事が大切であると言う感じでした。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　同性婚がまだまだ一般化されていないことを痛感しました。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　司会者の皆さんも同性婚のお仕事に関わるようなことがあれば、
　　　　　　　　　　「こんな派手な演出で盛り上がりましょう！」と提案するのでは
　　　　　　　　　　なく、「結婚を皆さんに報告でき、認めてもらえた事」への感動
　　　　　　　　　　を表現できるよう進めるのがいいのかと思います。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　私としても、同性婚を否定する理由は何一つありません。二人の
　　　　　　　　　　笑顔に大きな拍手を送りました。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　カラフルブランケッツさんのホームページは、こちらです。
　　　　　　　　　　http://www.colorfulblankets.com/index.php
　　　　　　　　　　
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